人と、人と、自然が、生かしあい響きあう 人と、人と、自然が、こころ深くむすびあう 安心と信頼のお茶作り… 自然のこころを込めて 「有機煎茶」を お届けします。
《食》に関わる偽装問題などが起こり、食情報のあり方がここ数年来ずっと問われ 続けています。有機JAS認定の
『有機煎茶』・『有機栽培茶』とは…
まず「茶の有機栽培」は、旨味重視の茶のために過剰な化学肥料漬けとなり環境負荷が増大してしまった茶栽培の従来のあり方への反省から、自然と共生する循環型環境保全型農業への復帰をめざし。化学肥料や農薬の使用を避け、堆肥などによる自然で健康な土づくりによって強い健康な茶樹を育て、環境負荷の少ない本来の自然な茶栽培のあり方を目指した茶生産への取り組みです。
有機認定/茶生産者について
まず有機の申請を出してから3年以上茶園に化学肥料や化学農薬を一切使用していないこと。よその茶園から散布農薬がまってこない立地条件も必要です。その上で有機JASの業者認定を受けて、生産工程を管理し記録する必要があります。なお茶生産の場合、生葉摘採後なるべく早く蒸して酸化発酵を止め荒茶とよぶ半加工品にまで製茶する必要があり、茶園での栽培/摘採/荒茶工場での荒茶製造までが生産家側の生産工程となり、きびしい有機JASの基準を満たす必要があります。
有機認定/茶製造業者について
製造業者とは、農産物加工業者のことで、製茶メーカー(製茶問屋)がそれにあたります。製茶メーカーは、生産家より半加工品の荒茶を仕入れ、それを再製仕上げや加工をし、貯蔵し、小分けし、格付け確認してJASマークを付け、梱包し消費地へと出荷します。その全工程で、有機の茶に慣行栽培による茶が一切混ざらないように品質管理し、JASの基準を満たしているかを専任担当者が確認し、その工程を記録しなければなりません。
この有機JASマークのついたお茶についての信頼性は、日本の消費者にもゆっく りと認識が高まりつつあり、今後もさらに高まって行くものと思われます。 世界的に見るとEUや北米などオーガニック食品が大きな市場として成長してお り、日本国内よりもむしろ《日本のお茶》が健康的でステキな日本文化として海外で関心が高まっており、特に《オーガニック認定された日本のお茶》が引く手あま たの状況だと耳にします。《スローライフ》や《エコ》に続いて、アメリカのマーケ ティング雑誌から始まった《LOHAS》…「健康と環境を志向する持続可能なライフス タイル」も日本でも受け入れられてきています。日本でもさらに《健康と環境を 志向する持続可能な農業》つまり《有機のお茶》は、《エコな時代のお茶》として認 識が高まって行くことでしょう。
鈴木猛史さん
(静岡県春野町砂川地区)
有機JAS・生産工程管理責任者
「消費者の方にもっと農の現場と触れるよう な機会に触れてほしい。」
伊澤勝俊さん
(静岡県春野町和泉平地区)
有機JAS・格付責任者
「自分は本物とは、自然と同じ
状況で作ることと考えている」
私たち砂川(いさがわ)共同製茶組合は、山の自然に囲まれた春野町砂川・和泉 平地区の茶生産家が集まって、全量有機のお茶を育てています。この有機栽培の お茶づくりにはこの地域が一体になって取り組んでいます。これからは、もっ と、もっと、有機の気持ちや有機の心を入れて、みんなが笑顔で喜べる「本当の 有機のお茶」を目指していきます。ぼくは、有機の心、やさしい心で作ったお茶 でないと本当の有機の茶にはならないと思っています。
〒437-0213 静岡県周智郡森町睦実2001 TEL:0538-85-3003 FAX:0538-85-3069 E-mail/osada5@osadaen.co.jp Copyright (C) OSADA-SEICHA.All rights reserved. |